2015/3/3追記: 2.01から、この動作は廃止となりました。 この記事は、これまでのバージョンのために残しておきます。
Tungstenの最大化ボタンの挙動が普通のウィンドウと異なることにお気づきでしょうか。
通常のウィンドウ状態で最大化ボタンを2回押しても元に戻らず、バグなの?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
(この場合、最大化ボタンをもう一回押せば元に戻ります)
Tungstenにおける最大化の挙動を解説したいと思います。
2015/3/3追記: 2.01から、この動作は廃止となりました。 この記事は、これまでのバージョンのために残しておきます。
Tungstenの最大化ボタンの挙動が普通のウィンドウと異なることにお気づきでしょうか。
通常のウィンドウ状態で最大化ボタンを2回押しても元に戻らず、バグなの?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
(この場合、最大化ボタンをもう一回押せば元に戻ります)
Tungstenにおける最大化の挙動を解説したいと思います。
Tungsten Version 1.20をリリースしました。
Blinkエンジンのバージョンアップ、タブ周りの描画の挙動修正、バグ修正を行いました。
バグ報告をしてくださった方、ありがとうございます。
Tungstenが起動しているときに、別のTungstenが存在し、それが終了処理中である場合は、 終了処理が終わるまで待機し、終わったら自動的に起動するようにしました。 終了処理が長時間かかっている場合は、以下のようなウィンドウが表示されます。
もし、しばらく待ってもこのウィンドウが消えない場合は、何らかの原因でレンダリングエンジンプロセスが残ってしまっている可能性があります。
タスクマネージャなどで、TungstenBrowser.exeとTungstenBlink.exeを強制終了してください。
以下のバグを修正しています。
Blinkエンジンを31.0.1650.63にバージョンアップしました。
すでにTungstenをお使いの方は、デフォルトでTungstenの起動時に通知されるようになっています。
その指示に従ってダウンロード・インストールを行ってください。
ダウンロードページからダウンロード・インストールでもOKです。
XPのサポート期間があと4ヶ月を切りました。 これに伴い、Tungsten 1.20から、Windows XPの動作確認は必要最小限(起動できるかどうか etc.) とさせていただきます。
OSのサポート期間終了後にリリースされるバージョンでは、非対応になります。
Tungsten Version 1.19をリリースしました。
Blinkエンジンのバージョンアップ、タブリストの機能強化、ショートカットキーの追加、 バグ修正を行いました。
Tungsten Version 1.18をリリースしました。
他ブラウザー(IE, Firefox, Chrome)のブックマーク読み込み機能追加、バックグラウンドで開く動作に変更、バグ修正を行っています。
普通のブラウザーではごく当たり前の機能を搭載したというところです。
Windows XP上でデバッグする必要があり、VC++2010 Express (SP1)を入れてみたが、IntelliSenseが全然動かない。 このような現象が起こった場合は、Hotfix KB2526044を適用しましょう。
MSDN Archive
からダウンロードできます。
詳細は、サポート情報へ(英語)。
ちなみに、サポート情報にはProfessional以上のエディションしか対象になっていないように書かれていますが、Expressでも適用できます。
SP1を適用しないとダメかもしれません。
どうやら、IntelliSenseに必要なvcpkgsrv.exeが起動できないせいで動かなかったようです。
(「ole32.dllの更新プログラム」が何を指すのか全く書かれていないが、適用済みだったようです)
ncbやらsdbやらを消して再起動しても、リビルドしてもどうにもならなかったので、助かりました。
TungstenがVersion 1.16にバージョンアップしました。
ご意見、ご要望をたくさんいただきました。感謝の気持ちで一杯です。
いただいたご意見、ご要望を基に、仕様変更とバグ修正を行っています。
TungstenがVersion 1.15にバージョンアップしました。
アドレス検索バーに文字を入力すると、入力された文字列のサジェスト候補が表示されるようになりました。
Googleのサジェスト機能を使用していて、デフォルトで有効となっています。
もしこの機能が不要である場合は、ブラウザ設定の「高度な設定」 - 「サジェスト」から
「アドレス検索バーのサジェスト機能を有効にする」のチェックを外してください。
ほか、Tridentエンジンで新しいタブを開くときに異常終了する問題を修正しています。
すでにTungstenをお使いの方は、デフォルトでTungstenの起動時にアップデートが通知されるようになっています。
その指示に従ってダウンロード・インストールを行ってください。
ダウンロードページからダウンロード・インストールでもOKです。
2015/2/18更新
Tungstenにマウスジェスチャー機能が搭載されたので、この拡張機能を使用しなくてもマウスジェスチャーが使用できます。
内蔵のマウスジェスチャーを使用することを推奨します。詳しくはこちらへ。
Chromiumの拡張機能の一つである、Smooth GesturesをTungstenで使用する際の注意事項について書きます。
Tungsten 1.14から、Blinkエンジンを使用する際に、Chromiumの拡張機能が使用できるようになりました。
しかし、全ての拡張機能が使用できるとは限りません。Tungsten固有の制限事項があります。 Tungstenのバージョンアップにより制限が緩和されることもあります。
TungstenがVersion 1.14にバージョンアップしました。
Blinkエンジンのバージョンアップはもちろんですが、
今回の更新には、新機能が2つあります。
TungstenがVersion 1.13にバージョンアップしました。
上図のとおり、Blinkエンジン(Chromium)を28.0.1500.71にバージョンアップしました。
ほか、軽微なバグ修正を行いました。
#本当は新機能を入れる予定でしたが新機能の検証がまだ終わっていないのでバージョンアップのみ先行でリリースしています。
レンダリングエンジンのバージョンアップに伴い、WebKitからBlinkになったことが大きな変更点です。
ほか、前バージョンのセキュリティ問題が修正されています。
なお、通知機能が強化されたようですが、現バージョンのTungstenでは拡張機能が使えないのでおそらく通知機能も使えません。
すでにTungstenをお使いの方は、デフォルトでTungstenの起動時に通知されるようになっています。
その指示に従ってダウンロード・インストールを行ってください。
ダウンロードページからダウンロード・インストールでもOKです。
※本家Chromiumのセキュリティ問題は、Tungstenに同梱されているChromiumにも存在します。 可能な限り早くアップデートをお願いいたします。
Windows 8.1 Previewが最近公開されたようです。早速試験環境に入れて、Tungsten 1.12の動作を軽く確認してみました。
概ね問題なさそうです。TridentはIE11として動いているようです。しかし、 ユーザーエージェントが変だったり、IEコンポーネントのバグがIE11でも直っていなかったり、etc.。
ニュースサイトから知ったことですが、Tungstenにも少なからず影響を受けることなので、あえて記事を書きます。
JVNが発表した内容によると、 IE6~9にXMLファイルの処理に問題があり、ローカルファイルが漏れる可能性があるようです。
驚いたのは、次の一文。
なお、開発者によると、Internet Explorer 9 およびそれ以前において、本脆弱性の修正予定はないとのことです。
Windows 2000が延長サポートフェーズだった際、OSの設計の問題でTCP/IPの脆弱性を放置した実例もありますが、今回も同様なのでしょうか?
これまでIE6にも頑なにセキュリティパッチを出してきたMSらしからぬ対応で、どうしたものかと思います。
近日MSのセキュリティアドバイザリにも公開されるでしょう。
JVNの発表だけでは、「IE6~IE9はセキュリティホールを放置するので、IE10に(Windows 7以上にさっさと)乗り換えて」
と言っているようにしか聞こえず、MS基準の深刻度はわかりません。
JVNの分析結果は深刻だと言っているのですが・・・
ただ、IE10に乗り換えるにあたっていくつも問題が存在します。たとえば、
・・・などなど。様々な理由で、簡単に乗り換えられるものではないでしょう。 このセキュリティ問題が深刻なほど、根深い問題となります。
なお、この問題は、ローカルファイルにあるXMLファイルを開いたときに影響を受けるとのことで、
XMLの関連付けを図のようにIEや"XML Editor"以外に変更するとダブルクリックによる実行は回避できそうです。
# これがインターネット上にあるXMLファイルでも起こるのなら、かなり深刻なことになると思いますが、どうなんでしょう?
この件に関して、MSが反論しています(リンク先はInternet Watch)。
MSの見解では、攻撃者は以下の条件が揃わない限り、攻撃が成立することはないとのこと。
ローカルファイルに怪しいXMLファイルを保存しないことが回避策です。
※とはいえ、ダウンロードフォルダーの場所をデフォルトのままにしている人も少なくないはずで、
細工したXMLの作り方さえわかれば実は攻撃可能では・・・?
要するに、公開されている情報がJVNにしか載っておらず、情報が足りないせいでユーザーが混乱した・・・ (しかも、深刻度が高めに見えて「修正予定はない」と言ったせいで余計な誤解が生まれた) というところでしょうか。
TungstenがVersion 1.12にバージョンアップしました。
上図のとおり、WebKitエンジン(Chromium)を27.0.1453.110にバージョンアップしました。
ほか、軽微なバグ修正を行いました。
27.0.1453.110は、前バージョンのセキュリティ問題が修正されています。
本家Chromiumのセキュリティホールは、Tungstenに同梱されているChromiumにも存在します。
可能な限り早くアップデートをお願いいたします。
すでにTungstenをお使いの方は、デフォルトでTungstenの起動時に通知されるようになっています。
その指示に従ってダウンロード・インストールを行ってください。
ダウンロードページからダウンロード・インストールでもOKです。
2013/06/11 修正
Vectorからも、Version 1.12がダウンロードできます。
Chromiumをビルドする際のオプション、少しだけビルド時間を短縮する方法、できあがったChromiumを速くする方法を書いていきます。
2015/03/07 一部更新
2015/01/28 追記: ビルド方法が大幅に変わったので、新たに記事を書きました。
今回は、WindowsでChromiumをninjaというビルドシステムでビルドする方法を、メモ程度に書きます。
2014/05/27 追記
Chromium 35以上では、toolchain + ninjaによるビルドがデフォルトとなりました。
"gclient runhooks"コマンドでビルドに必要なtoolchainが自動的にダウンロードされるようになっています。
ほか、/ShowIncludes消去がいらなくなった、など手順が一部異なります。
以下、参考のためそのまま残しておきます。
2015/01/28 追記: ビルド方法が大幅に変わったので、新たに記事を書きました。
2014/05/27 追記
この方法はもう古くなってしまいました...。
Chromium 35以上では、toolchain + ninjaによるビルドがデフォルトとなりました。
この影響で、Visual Studio 2013より前のバージョンのソリューションファイルの生成ができなくなっています。
以下、参考のためそのまま残しておきます。
ChromiumをVisual C++ 2010 Expressでビルドする方法を、メモ程度に書きます。
※VC++を使うので、ビルド対象はWindows版です。念のため。
WebKitからBlinkに変わったChromium(Chrome) 28が開発版からベータ版になりました。
とある有名なブラウザー(ダブルエンジンの1つをGeckoエンジンからChromiumに切り替えたものと、独自エンジンから切り替えたもの)が
プレビュー版をリリースしたようですが、
TungstenはChromiumの安定版がリリースされるまでBlinkに更新することは多分ありません。
# 誰かが欲しいとリクエストすれば答えるかも・・・
レンダリングエンジンがWebKitからBlinkになっても、見た目はさほど変わりません。 UIだけなら、語句だけしか変わっていないようにも見えます。 しかし、内部は大幅に変わっています。WebKitのうち、Chromiumとは無関係なコードは発表後すぐに消していったそうですし。 機能的に変わるのはこれからでしょうから、Chromium 28で劇的に変わるとは思っていません。
まだコードを見たわけではないので断言はできませんが、UI部分の変更が大きくなければ、 TungstenにおけるChromiumのバージョンアップ作業がさほど困難にならないだろうと思います。
なお、仮にTungstenがプレビュー版をリリースしたとしても、
ベータ版になる前にプレビュー版をリリースしたブラウザがあるため、
日本初と名乗ることはできなくなってしまいました。
せっかく、日本初のBlink搭載ブラウザー(ただしベータ版)だと名乗れるチャンスだったのに・・・
というのは内緒にしておいてください。
追記
Blinkに変わったChromium(Chrome) 28の正式版が登場したので、それにあわせて
Tungstenも1.13にバージョンアップしました。詳細は該当記事にて。
TungstenがVersion 1.11にバージョンアップしました。
WebKitエンジンを使用している場合、短時間にリダイレクトが発生したり、 ページを閉じるときにWebKitエンジンプロセスが強制終了する場合がある問題を修正しました。
今回はこのバグ修正のみで、新機能、機能変更はございません。
2013/05/27 追記・修正
Version 1.10にて、WebKitエンジン使用中に、WebKitエンジンのプロセスが異常終了する現象を確認しました。
この問題は、Version 1.11にて解決済みです。
Version 1.03から4ヶ月以上かかってしまいましたが、
TungstenがVersion 1.10にバージョンアップしました。
1.03までに発生していたバグ修正がほとんどですが、今回は非常に大きな新機能があります。
1.03までは、IEコンポーネントだけを使っていました。
IEのメジャーバージョンアップが止まっているWindows XPではHTML5の対応が乏しく、
JavaScriptやページの表示速度がそんなに速くありません。
1.10では、WebKitレンダリングエンジンが新たに搭載されています。
WebKitレンダリングエンジンは、ChromiumをベースにTungstenとの連携機能の追加や最適化を行っています。
採用するChromiumのバージョンは、Chromeの安定版と同じバージョンのものです。
今後、Chromeのバージョンアップに連動して更新していく予定です。
Chromium 28の安定版が登場した場合は、Tungstenに搭載されるレンダリングエンジンがWebKitエンジンからBlinkになります。
WebKit(Chromium)を採用したことによるメリットは、高速かつ安定したレンダリングができること。 IEコンポーネントとは異なり、タブごとにプロセスが分離するため、IEコンポーネントよりフリーズする確率が減ります。
ただし、デメリットもあります。メモリーが大量に必要になります。タブをいくつも開いていると、4GBでは足りなくなるかもしれません。
また、Tungstenの仕様により、閉じたタブを開いたときにセッションの復元ができないという制限も(相変わらず)あります。
Tungstenは、まだまだバージョンアップをしていきます。 これからもよろしくお願いいたします。
Tungstenに搭載されている作業状態の保存・読込み機能についてご紹介します。
せっかく苦労してグループ化や画面分割をしても、タブを閉じてしまうと崩れてしまいます。 「閉じたタブを開く」機能で復元できるのは、直前に閉じたタブ、またはグループのみのため、画面分割の状態は元に戻せません。
そこで活用していただきたいのが、作業状態の保存・読込機能です。
複数階層のグループ化ができるシンプルなブラウザ、Tungsten。 初めてお使いになる方に、基本的な使い方を簡単にご説明します。
今回は第3弾として、クイックスタートをご紹介します。
複数階層のグループ化ができるシンプルなブラウザ、Tungsten。
初めてお使いになる方に、基本的な使い方を簡単にご説明していきます。
今回は第2弾として、画面分割を紹介します。
はじめまして。Tungstenの製作者の1人のMSRです。
このブログを通じてTungstenの最新の情報、使い方、苦労話(?)などを書いていきたいと思います。
では、タブの操作とグループ化の方法を紹介したいと思います。