TungstenがVersion 1.14にバージョンアップしました。
Blinkエンジンのバージョンアップはもちろんですが、
今回の更新には、新機能が2つあります。
Chromiumの拡張機能、アプリが使用可能に
Blinkエンジンを使用している場合に限り、Chromiumの拡張機能やアプリが使用できるようになりました。
Tungstenにはないマウスジェスチャーも使えますし、IE Tabも使おうと思えば使えます(これはダブルエンジンなので無意味ですが)。
さらに、Native Clientを使用したChromiumアプリも使えます。
※2013/10/22 修正
Chrome Apps(ブラウザーではなく、独立したウィンドウで表示するアプリ)が起動できない問題は、1.16で修正しました。
インストールしたアプリの起動・削除ができるように、Chromiumアプリ一覧も実装しています。
スタートメニューにアプリ一覧が追加されています。
ただ、Tungsten側の制約により、すべての拡張機能が使えるわけではありません。 詳細は制限事項をご覧ください。
コンテキストメニュー「隣で開く」を追加
「隣で開く」は、ウィンドウが分割されていなければリンク先を左右分割して右隣に開き、
分割されていれば隣に新しいタブを作成する機能です。
左側に検索結果、右側に検索結果に表示されたページを見るといった場合に威力を発揮します。
詳細は、コンテキストメニュー「隣で開く」についてを参照してください。
Windows 8.1 Previewでのユーザーエージェントの誤表示を修正
Windows 8.1 Previewで発生する、ユーザーエージェントに関する以下の問題を修正しています。
- OSバージョンがWindows8(6.2)のままである
- Tridentエンジンで一部の文字列が欠ける
その他
Blinkエンジンは、最新安定版の29.0.1547.57にバージョンアップしました。
その他、細かなバグ修正が含まれています。
すでにTungstenをお使いの方は、デフォルトでTungstenの起動時に通知されるようになっています。
その指示に従ってダウンロード・インストールを行ってください。
ダウンロードページからダウンロード・インストールでもOKです。
※本家Chromiumのセキュリティ問題は、Tungstenに同梱されているChromiumにも存在します。 可能な限り早くアップデートをお願いいたします。