Tungsten Version 1.20をリリースしました。
Blinkエンジンのバージョンアップ、タブ周りの描画の挙動修正、バグ修正を行いました。
バグ報告をしてくださった方、ありがとうございます。
仕様変更
Tungstenが起動しているときに、別のTungstenが存在し、それが終了処理中である場合は、 終了処理が終わるまで待機し、終わったら自動的に起動するようにしました。 終了処理が長時間かかっている場合は、以下のようなウィンドウが表示されます。
もし、しばらく待ってもこのウィンドウが消えない場合は、何らかの原因でレンダリングエンジンプロセスが残ってしまっている可能性があります。
タスクマネージャなどで、TungstenBrowser.exeとTungstenBlink.exeを強制終了してください。
バグ修正
以下のバグを修正しています。
- Chromeの起動中にその他のお気に入り(Chrome)を開くとフリーズする
- Chromiumがタッチ操作に最適化されたUIで表示される場合異常終了する
- SSL証明書表示ボタンのツールチップに表示されるショートカットキーの表記が間違っている
- ウィンドウ分割を行った時に開いているタブ状態が不整合になる
- タブ追加時など、タブとタブ追加ボタンなどの描画タイミングがおかしい
- 異なるグループ間でD&Dを行ってグループ化をするとBlinkエンジンプロセスがクラッシュする
- タスクバーを上側、かつ自動的に隠さない設定で最大化するとうまく最大化できない
- Blinkエンジンのページメニューにて、拡大縮小のボタンが動作しない
その他
Blinkエンジンを31.0.1650.63にバージョンアップしました。
すでにTungstenをお使いの方は、デフォルトでTungstenの起動時に通知されるようになっています。
その指示に従ってダウンロード・インストールを行ってください。
ダウンロードページからダウンロード・インストールでもOKです。