Tungsten Version 2.13をリリースしました。
変更点
※Blinkエンジンの最新版、x64版はフォーラムを覗くと何かあるかもしれません。
Blinkエンジンのバージョンアップ
Blinkエンジンを63.0.3239.108にバージョンアップしました。
Tungstenでは、以下のような独自修正を行っています。
- Chromium 55から削除された文字エンコーディングの変更機能を復活
- アクティブでないブラウザウィンドウのチルトホイールイベントが正しく動作しないバグの修正
- 不要機能の削除(Google Now、Googleアカウント同期機能、Chromiumアンインストーラー、翻訳、Chromium固有のブックマーク、履歴、ブラウザオプションの一部、chrome://components/で表示される一部のコンポーネントなど)
- chrome_watcher.dllの依存関係を削除
クラッシュの原因調査関連機能なので削除しました。 - デフォルトのプロファイル(--user-data-dir)のフォルダー位置をTungstenが使用する場所に変更
- パスワード保存確認を情報バーに表示させるように変更
- コンパイラ最適化オプションの一部変更によるわずかな高速化
- Native Clientを削除
- WebUSBをデフォルトで無効化
バグ修正
以下のバグを修正しました。バグ報告を行ってくださった方に感謝します。
- 不適切なサジェスト結果が表示される場合がある
- 一部環境で最大化状態で終了すると次回起動時にウィンドウが表示されない
- その他、細かなバグ
すでにTungstenをお使いの方は、デフォルトでTungstenの起動時に通知されるようになっています。
その指示に従ってダウンロード・インストールを行ってください。
ダウンロードページからでもOKです。