2013年5月21日火曜日

Tungstenの基本的な使い方 その3 クイックスタート編

複数階層のグループ化ができるシンプルなブラウザ、Tungsten。 初めてお使いになる方に、基本的な使い方を簡単にご説明します。

今回は第3弾として、クイックスタートをご紹介します。

登録

スタートボタンの右隣(下図の赤く囲まれた部分)がクイックスタートです。

ここに、頻繁にアクセスするWebサイトを登録しておくと、1クリックで開くことができるようになります。

登録方法は、以下の3通りあります。

  • タブをドラッグし、クイックスタートの領域にドロップする。
  • ページ表示部分のうち、リンク以外のところを右クリックして、「クイックスタートの追加」メニューを選択する。
  • ハイパーリンクをドラッグし、クイックスタートの領域にドロップする。
    ただし、この方法では上記2種類とは動作が異なります。 faviconが登録されず、名前もURLと同じになってしまいます。 しかし、一度ページを閲覧してfaviconが取得できれば、Tungstenの再起動後にfaviconが表示されるようになります。

登録したクイックスタートの使用

登録したクイックスターと項目を左クリックすると、新しいタブで開きます(*)。 右クリックして「開く」を選んだ場合も同様です。

(*)ただし、アクティブタブが新しいタブ、もしくは空白ページだった場合は、アクティブタブで開きます。

カスタマイズ

一度登録したクイックスタートは、タイトル名とURLについては自由に変更することができます。 削除することも可能です。

クイックスタート項目をドラッグ&ドロップすることで、項目の移動ができます。

クイックスタート項目を右クリックすると、「項目の変更」、「削除」、「アイコンの変更」といったメニューがあります。(faviconがある場合、「アイコンの変更」は選択できません)

項目の変更

名前やURLを変更することができます。変更後、OKをクリックするとその内容が反映されます。
※名前、URLを空白にすることはできません。

アイコンの変更

faviconがない場合に限り、あらかじめ用意したカスタムアイコンに変更することができます。カスタムアイコンは、スキンによって変わります。

よくありそうな質問

Q. クイックスタートにフォルダーは作れないの?
A. 残念ながら作れません。現時点では、フォルダー機能を実装する予定はありません。 (熱い)要望が多数寄せられれば検討いたします。

Q. javascript:で始まるURLをクイックスタートに登録して、その項目にドロップして動かすことはできないの?
A. できません。クイックスタートは、頻繁にアクセスするWebサイトを一発で開くためだけに存在します。 仕様上、そのような(ブックマークレットのような)使い方はできません。


基本的な使い方は、以上です。
あれ?お気に入りの説明がない? お気に入りの登録はツールバーから、呼び出しはスタートメニューからどうぞ。これに関しては他のブラウザと似たような操作になると思います。