WebKitからBlinkに変わったChromium(Chrome) 28が開発版からベータ版になりました。
とある有名なブラウザー(ダブルエンジンの1つをGeckoエンジンからChromiumに切り替えたものと、独自エンジンから切り替えたもの)が
プレビュー版をリリースしたようですが、
TungstenはChromiumの安定版がリリースされるまでBlinkに更新することは多分ありません。
# 誰かが欲しいとリクエストすれば答えるかも・・・
レンダリングエンジンがWebKitからBlinkになっても、見た目はさほど変わりません。 UIだけなら、語句だけしか変わっていないようにも見えます。 しかし、内部は大幅に変わっています。WebKitのうち、Chromiumとは無関係なコードは発表後すぐに消していったそうですし。 機能的に変わるのはこれからでしょうから、Chromium 28で劇的に変わるとは思っていません。
まだコードを見たわけではないので断言はできませんが、UI部分の変更が大きくなければ、 TungstenにおけるChromiumのバージョンアップ作業がさほど困難にならないだろうと思います。
なお、仮にTungstenがプレビュー版をリリースしたとしても、
ベータ版になる前にプレビュー版をリリースしたブラウザがあるため、
日本初と名乗ることはできなくなってしまいました。
せっかく、日本初のBlink搭載ブラウザー(ただしベータ版)だと名乗れるチャンスだったのに・・・
というのは内緒にしておいてください。
追記
Blinkに変わったChromium(Chrome) 28の正式版が登場したので、それにあわせて
Tungstenも1.13にバージョンアップしました。詳細は該当記事にて。