2019年1月8日火曜日

Tungsten 2.14 リリース

Tungsten 2.14をリリースしました。

変更点

Blinkエンジンの最新版、x64版はフォーラムを覗くと何かあるかもしれません。

壁紙、マウスジェスチャーの軌跡をDirect2Dで描画

これまで、壁紙はGDIで、マウスジェスチャーの軌跡はGDI+で描画していましたが、CPUのみで処理する昔ながらのAPIのため壁紙を表示しているとウィンドウのサイズ変更がスムーズにできない状態でした。Direct2Dで描画することにより、GPU支援による高速化が実現しました。

Blinkエンジンを71.0.3578.98にバージョンアップしました。

Tungstenでは、以下のような独自修正を行っています。

  • Chromium 55から削除された文字エンコーディングの変更機能を復活
  • アクティブでないブラウザウィンドウのチルトホイールイベントが正しく動作しないバグの修正
  • 不要機能の削除(Google Now、Googleアカウント同期機能、Chromiumアンインストーラー、翻訳、Chromium固有のブックマーク、履歴、ブラウザオプションの一部、chrome://components/で表示される一部のコンポーネントなど)
  • chrome_watcher.dllの依存関係を削除
    クラッシュの原因調査関連機能なので削除しました。
  • デフォルトのプロファイル(--user-data-dir)のフォルダー位置をTungstenが使用する場所に変更
  • パスワード保存確認を情報バーに表示させるように変更
  • コンパイラ最適化オプションの一部変更によるわずかな高速化
  • Native Clientを削除
  • WebUSBをデフォルトで無効化

バグ修正

以下のバグを修正しました。バグ報告を行ってくださった方に感謝します。

  • タイトルが非常に長いウェブサイトを開いたタブをドラッグするとTungstenがクラッシュする
  • 2.13でお気に入りやクイックスタートの変更で名前やURLの末尾にゴミが発生する
  • 2.13でChromeのブックマークが表示されない場合がある
  • Firefoxのブックマークを表示する時にメモリリークが発生する
  • HiDPI時、Tridentエンジンのサムネイルが正常に取得できない
  • アドレス検索バーのサジェストを無効に切り替えた場合に候補が残り続ける
  • その他、細かなバグ

すでにTungstenをお使いの方は、デフォルトでTungstenの起動時に通知されるようになっています。 その指示に従ってダウンロード・インストールを行ってください。
ダウンロードページからでもOKです。